【10月30日】世界のウチナーンチュの日とは

こんにちは。

明日はいよいよ初めての「世界のウチナーンチュの日」ですね!!

各地域で移民に関する展示やイベントが開催されるようですが、まだまだ認知が低いので、どの地域も簡単な展示くらいで終わるんじゃないかな?と悲しく思います。(その中でも、八重瀬町はステキなイベントやってましたね~!)

 

「世界のウチナーンチュ大会」って知ってますか?

5年に1度開催される、世界各国にいるウチナーンチュが沖縄に集うイベントで、去年が第6回目でした。

ということは・・30年ほど前からこのイベントがスタートしたことになります。

 

私は第3回目からこのイベントに参加し始めましたが、それまでは全くこのイベントについて知りませんでした。

実は沖縄は、戦前、戦後を通して世界へ数多くの移民を輩出した地域です。

だからウチナーンチュにとってハワイやブラジルなどは、遠い海外というイメージではなく、「身近な海外」なのです。

私の祖母も2世で、もし戦争がなければずっと海外で暮らしていたのに・・と生前よく話していました。

 

今では、ウチナーンチュの血を持つ沖縄県系人は世界に42万人ほどいるとされています。42万人って、すご~~~~い!!!

 

例えば最近だと、ハワイ州知事になったディビット・イゲさんも、沖縄県系人3世だし、ブラジルで日系人女性初の連邦議会下院議員の大田ケイコさんも沖縄県系2世。この2人だけではなく、各国の重要なポストにウチナーンチュの苗字を持った日系人が数名いるのは、もはや当たり前!という時代になってきました。

 

でもね、ちょっと悲しいのが沖縄の人がこうした沖縄の歴史を学ぶ機会がないってことです。

 

学校では「日本の歴史」を学ぶのに、沖縄の歴史は学ばないですよね。これ、すごく疑問です。

 

だから「世界のうちなーんちゅ」に関するイベントを知らない人もいるし、言葉は聞いていても、具体的に知らない人がほとんどだと思います。

 

沖縄を離れ外国で生きて行ったウチナーンチュたちの生活、子どもとの関わり、国との関わり、文化の違い、食べるモノの違い・・。今の私たちはこうしてネットで世界の情報を1秒で手に入れることができるけど、100年前はそうじゃないですよね。ブラジルに行くのだって、船で3ヵ月もかかったんだから。

 

船で死ぬ人もいれば、船で出産する人もいる。

はたまた船で不倫に走っちゃった人もいたり。

 

移民地では差別に苦しんだり、精神的にまいっての自殺など、暗い歴史もありました。

 

だから、

 

そういったことを乗り越えていった1世、2世、3世たちを、私はとても誇りに思います。

 

沖縄にいるウチナーンチュより、世界のウチナーンチュの方がウチナーンチュですよ。

だって、文化や食を守るため、彼らは必死ですから。日本語が全くできないのに、沖縄の歴史を独自で学んで、沖縄の唄を聞いて過ごしているんですから。

 

私がハワイに行ったとき、英語で沖縄県系人に話しかけたら、ウチナーグチもしゃべれるかと聞かれたことがありました。

私が「No」と言うと、彼女はこう言いました。

 

「あなたが学ぶのは英語ではない。英語を学ぶくらいならウチナーグチを話す努力をしなさい」

 

この言葉は、あれから6年経った今でも私の心に突き刺さっています。

世界のウチナーンチュたちは、沖縄の血が自分自身に流れていることに誇りを持っています。

 

沖縄に住む私たちは、そんな彼らに沖縄の何を伝えられますか?

そもそも私たちは、沖縄のこと知っていますか??

 

この「世界のウチナーンチュの日」は、沖縄のことを学ぶ良いキッカケになってほしいと思います。世界各国に渡ったウチナーンチュたちに想いを馳せる、そんな日になってほしいと思います。

まだまだ制定されたばかりということもありイベントは少ないですが、各市町村のHPやココから情報収集してみてくださいね。

 

2016年第6回世界のウチナーンチュ大会前夜祭(国際通りパレード)

 

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